看護師に限らず、仕事でミスをするとテンションが下がってしまいます。「ミスをした」あるいは「思っていたのと違う結果になった」ということになっても、その結果は変えることはできません。
失敗しても時間は戻せないため、ミスをしたら気持ちを切り替えることが大切です。気持ちを切り替えることに意識を集中することがポイントといえるでしょう。
ミスや失敗から気持ちを切り替えるために、常日頃から「ミスをしてもすぐに立ち直って前に進める人はかっこいい」という価値観を持っておくことは大切です。あらかじめこの価値観を持っておくと失敗しても前向きにいることができます。実際、気持ちの切り替えが上手な上司や先輩をロールモデルとするのも良いでしょう。
しかし、落ち込んだら、反省することも大切です。自分では変えられない過去を悔やむよりも、まずは反省することを忘れてはいけません。次に同じ失敗を繰り返さないように、どのようにミスを防げるか具体的に考えます。予防策を考えることは、気持ちを切り替えるのにも役に立つでしょう。この時のポイントは、いつまでもダラダラと行うのではなく、時間を決めて反省することです。5分間反省して改善点を確認したら、気持ちを切り替えて次の仕事に移りましょう。
気持ちを切り替えることができたら、自分を褒めることも大切です。失敗をしても自分を認めてあげることで、やがて自然に気持ちを切り替えられるようになります。ミスや思い通りにいかないことは、今後も起こるでしょう。ストレスを溜めないためにも、気持ちを切り替えて仕事をすることは、とても大切です。